earthnotes.net 旧館

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月曜日, 1月 08, 2007

New Bloggerに移行しますた

http://www.earthnotes.net/ のほうには既に反映させていますが、直にこちらのBlogに飛んで来た方へ。
こちらのBlogはコレで一旦閉めまして、新しいBlogに移行します。アドレスは上記の通りearthnotes.netからアクセスできます。

月曜日, 1月 01, 2007

謹賀新年

明けまして御目出度う御座居ます。
昨年も皆様方に色々お世話になりました。感謝です。

今年もよろしくお願いいたします。


別のBlogにて:初日の出をUPしたかったんだが

土曜日, 12月 30, 2006

ゲーム音楽

たまにはこんな話もしないとねw。

Wikipediaのゲームミュージックの項なんてものがあるんですね。

一読しましたが、これは「ゲームのBGMをレコード/CD化」という項目っぽいです。
しかも書いた方はどうもクラシックの方向でのみ解説している部分があります。
つかゲーム音楽を担当された事が無い方というか、ゲーム音楽リスナー(評論家かも)っぽいですね。

たしかに私が今まで出会って来たゲームサウンドクリエイターさんには独学の方も多かったです。
中にはあるジャンルのフィーリングだけ秀逸の方もいたり、作曲よりも音響的に優れている方もいたりするので、全員が全員クラシックを学んでいるわけではありません。
なのでクラシックを知らない方が規制の激しいクラシックを担当すると、とんでもない曲データになっている事があります。まあこれが斬新ではあるんですけどねw。

だからクラシックでC:DurでIからIVへ行く(つまりハ長調でCからFへ行く)にも(低い音から順番に和音を書きます)「ドミソ」から「ファラド」は基本的にダメで、「ソドミ」から「ラドファ」はOKという事はおろか、ポピュラーでは一般的な進行である「VからIV(ハ長調でGからF)に行く」のもNGである事も知らず、それどころか楽典すら目を通した事がない、もしかしたら存在すら知らない、という方もいるでしょう。

もちろんこれはクラシックのコード進行法なので、PopsやRockで無理に使う必要はありません。つかRockのいわゆるオープンコードは連続五度が基本ですしw。それどころかクラシック以外は大抵自由に作って無問題です。
(でも和声の禁則は音楽の基礎とも思えるから学んでおくべきかも)

私もクラシックでは「和声」は二巻の途中で投げ出してますが(汗)、基礎的な部分での禁則に関しては気付いた時点でチェック、不適切なら修正しています。面白いなら残してますが!

まあですが、ゲーム音楽ってのはクラシックだけじゃないので、等閑にするのは確かに問題なんですが「そればかりに関わってはいられない」ってのが現状です。

昔の作曲家は、自分の曲で使用する楽器の特性を知った上で作曲していけばよかったのですが、ゲーム音楽ではそれに加え、コンピュータ、電子楽器、音響学まで学ばなくてはなりません。さらに音楽そのものの多様化に対応する為に色々なジャンルの曲にある程度精通しなくちゃならんのです。

そして実際のゲーム機の特性に対応できるようにアレンジする能力も必要です。
具体的に言うと、プレイステーションはCD-ROMから曲を直接再生も出来ますが、再生していると他のデータをロードする事が基本的に出来ません。そこで「内蔵音源」を使う事になるのですが、制約として「効果音を含め同時発音数が24音、音色メモリが512kバイト」内で作らなくてはなりません。
勿論他社ハードウェアは別のフォーマットで作られている為、制約も特性も、再生方法そのものも変わってきます。一般的な音楽では全く必要の無い知識ですよね。

言い換えれば、作曲家の知識に加え、演奏家、楽器職人、ホールの建築家の知識もなくてはならなくなったのです。

余談ですがこれがゲーム音楽家の中にも「作曲家より」と「音響エンジニアより」がいる理由です。
(私はどっちかっつうと作曲家よりです。音質はそんなに気にしませんが和音の表現には拘ります)

更には、例えばゲーム音楽の中にはジャズっぽい曲もありますが、生演奏していない時点で既にそれは厳密には「Jazz」ではありません。
ですが世界観を表す為にジャズ的な曲を演奏させないといけない事があります。
他にも、クラシックでコントラバスは向かって右にありますが、ゲーム音楽で(パンポット設定で)右に配置すると、ホントに右にいっちゃうので左右バランスが悪くなり、音響学的に不安定になってしまう事もあります。やむなく中心付近に持ってくる事も。
このようにやむなくやっている、という事も頻繁にある訳です。

そして結局のところ「仕事」なので、言わずと知れた「締め切り」と「予算」というのも存在します。
こんな事情が渦巻いてます。

で、実際のオーケストラに演奏してもらうとなると、オーケストレーションをしないといけないといかんなーと思います。だってゲーム機の特性で作られた曲をオーケストラの特性に直さないといけないですし。
まあ私にはそんな予算のある仕事なんて回ってこないんですがねw。回って来ても自分じゃできないしw。
(そのときにはM君に頼もうw)

でもこれって、ゲーム音楽だけじゃない気が。。。一般のPopsも似たような物だと思いますよー?
いや、もっと酷いかも。。。w

とりあえず、このWikipediaは方向そのものが間違ってる気がします。
ゲーム音楽はクラシックだけじゃない。そして時系列的に音源とその性能、その音源で作られた曲を列挙しないとあまり意味がない気が。まぁWikipediaだししょうがない部分もあるけど。

なら自分で編集しろって?いや私そんなに詳しくないしーw。

水曜日, 12月 27, 2006

なぜかアラビアン・ナイト

今年の自分へのクリスマスプレゼントとでもいいましょうか。まあ以前から欲しかったんですよコレ。けど延び延びになってやっと今頃購入に踏み切りました。
ホールマーク作品の中ではかなり凝った作りになってると思います。
("アルゴノーツ"はさすがにハリーハウゼンの"アルゴ探検隊の大冒険"を超えられなかったしねぇ。。。)
というわけでAmazonでポチっと。
(アフィリエイトで貼ってますけど「Web全体で探すより楽だから」ってだけで貼ってますので無理に買わないでもOKすw)



でもこのアラビアン・ナイトにはシンドバッドは出てきません。数あるおとぎ話の中から5篇だけをピックアップしています。その中でも秀逸なのが「アラジンと魔法のランプ」ですねぃ。これは設定も描写もCGもかなり良かった。
やっぱシルクロードを通じて西洋と東洋の文化が入り乱れる文化は魅力的だわw。

そしてリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」を聴き返す。やっぱ名曲はいいですな。



と、ここで気づく。

オリジナル物語そのものを読んだ事ないやん自分!!

はぅ。



ポチっとな。
わーい、新年のプレゼントだぁ〜w。
 

月曜日, 12月 25, 2006

JBも逝ってしまいました。。。

「ソウルの帝王」ジェームス・ブラウンさん死去

年末に色々な方がお亡くなりになってますが、遂にJBも逝去されました。

"James Brown is dead"なんて曲(ジュリアナが流行し始めた頃のテクノ)もあったし死亡説もあったんですが、今回は本当にお亡くなりになりました。

私はJBの音楽に直接の影響はあまり受けてないのですが、JBの意志を受け継いだ音楽というのは結構聴いてると思います。PopsでいうとビートルズくらいにSoul/Funkに影響を与えたと思います。

ご冥福をお祈りいたします。