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火曜日, 8月 22, 2006

サイト内滞在時間

というのがあるんですが、一体何でそんなこと調べたがるの?とちょっと思いました。
いやまあ、調べるのは全然構わないんですけど、滞在時間が長いからそのサイトを見ているとは限らないんじゃないかな〜と。

滞在時間の計測というのは正確な回答が出てこなかったんですが、多分、最初のアクセスから次の同じサイト内のページビューまでの時間なのかな?もしくは(出来るのならば)そのサイトを離れた時間までを計測することだと思います。
ですがこれって、「ブラウザは一つの窓しか開かない」が前提になっているような。。。つまり、複数のウィンドウやタブまでチェックできているのかが疑問です。

で、私個人の事ですが、サイトを見る時はタブブラウジングが基本です。
マシンを起動してブラウザを開いたら、ここと、もう一つのBlog、Mixi、その他用のタブ4つを開きます。
そして大抵は開きっぱなしです。しかも別窓を開く事もしょっちゅうです。Blogの記事も別窓を開いて書いています。
そう、今コレを書いている間も隣の窓に表示されてるGoogleや、この記事を書いている窓とGoogleの窓に埋もれてる自分のBlogと残り3つのタブで開かれている各サイトがあります。
それぞれに滞在時間をカウントしてるんでしょうねw。

つまり「私がWebに滞在した時間」を、例えば4つのサイトを一日中開きっぱなしにしたとすると、単純計算で
24時間x4(タブの数)=96時間
ということになります。4倍の誤差がでちゃうんですよ。
まあ、私の側、つまりユーザー側からだとそうなりますけど、サイト運営側だと24時間見てもらえた事になる。

ですが実際1日は地球の自転が続く限り24時間なので、1日中、しかも毎日一つのサイトにへばりついてるということは一般的に滅多な事じゃない限りやらないだろうし、そんなことする人はごく一部のはずだと思います。
その上、私は4つ開いているので、4カ所とも計測していたら全てのサイトに滞在時間が24時間と報告されるはず。

でも私が見ているサイトはタブだろうが別窓だろうが、どれか一つです。その瞬間において見ている確率は「1/開いてる数」。
もちろん簡単に24時間を開いてる数で割る事は出来ません。「見ている確率」と「見ている時間」にはなんの関係もありませんからね。
しかも別作業等もやっている事もあるので、24時間から数分〜数時間減ります。

タブブラウジングおよび、複数のWebサイトを同時に開くのを常にしている方がどのくらいいるのかわかりませんけど、その人数次第では滞在時間という情報に信憑性がなくなっちゃう気がするんですよねぇ。。。

まあこれはテレビの視聴率にも似たような問題がありますけどー。
(TVつけっぱなしで寝ちゃっても、番組の視聴率にカウントされている)

ま、企業としてはそれだけ「人気ですよっ!」て宣伝になるから良いのかなw。でもそれ、偽証な気もするけどw。